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猫がキャットフードを吐いたときには


猫は体の構造の関係上、健康なときにも吐きやすい動物です。
猫がキャットフードを吐いたときは、体に問題がないか確認することが大切です。
まず以下の点を確認しましょう。

1.猫が吐いたときに確認すること

・キャットフードを食べている途中で吐いたのか、それとも食べ終わった直後に吐いたのか、食べてからどの程度時間がたってから吐いたのか
・吐きそうになったときにすぐに吐いたのか、それともえずくだけだったか
・何回吐いたのか
・よだれは垂らしているか
・咳をしている、または咳をして吐いたのか
・吐いた後に食欲はあるか

吐いた物は、以下の点を確認しましょう。
・嘔吐物の色
・フードの形は残っているか、それともある程度消化されてドロドロになっているか
・嘔吐物に毛玉や異物が混ざっているか

猫がキャットフードを吐いた回数が一回だけで、下痢はなく食欲があって元気な様子なら心配はありません。体重の減少はなく、健康で毛玉を吐いている場合も問題はありません。

しかし、以下のような症状が現れた場合は、早めに獣医師に相談しましょう。

・吐きだしたキャットフードの中に血が混ざっている
吐き出したキャットフードに、赤い血や変色して茶色や黒くなった血が混ざっている場合は、消化器系の病気にかかっている可能性があります。必ず動物病院に行って獣医師の診察を受けましょう。

・吐いたキャットフードの中に寄生虫が混ざっている
吐き出したキャットフードの中に寄生虫が混ざっていた場合は、駆除薬を使って治療をする必要があるため、必ず動物病院を受診しましょう。
5~10㎝の長さで細くて白いミミズのような寄生虫は、回虫とも呼ばれています。
成猫の場合は、嘔吐の他には下痢や腹痛といった症状があります。子猫の場合は、重症化して命に影響を及ぼす可能性があるので、早めに獣医師に相談することが大切です。
動物病院を受診する際は、寄生虫を捕まえて持っていくか、写真を撮って持っていきましょう。

・激しく何度も嘔吐する
キャットフードを吐いた後も何回も激しく嘔吐している場合は、ウィルス性の感染症や消化器系の病気、毒性があるものを食べてしまった可能性が考えられます。
吐いた物や状態をしっかり確認して、獣医師に相談しましょう。

・猫に食欲がない。下痢等の症状がある
キャットフードを吐いただけでなく、猫に食欲がなくて痩せてきてしまった場合や下痢等の症状が現れている場合は、腎不全や肝不全などの病気の可能性も考えられるため、すぐに動物病院を受診しましょう。


2.健康な猫がキャットフードを吐く理由と対策

(1)キャットフードの粒が大きい
キャットフードの粒が大きいと、猫の喉に引っ掛かって吐いてしまうことがあります。
全年齢用キャットフードは猫の年齢に関係なく与えることができますが、子猫にとっては一粒が大きく、吐いてしまう場合もあります。
キャットフードの粒が飼っている猫にとって大きいようでしたら、小さく砕いてから与えましょう。また、子猫にはフードをお湯やミルク等でふやかしてあげると食べやすくなります。

(2)キャットフードの形状
キャットフードには丸形や三角、棒の形や魚の形をしたものなど様々な形状があります。
猫はキャットフードをよく噛まずに丸飲みしてしまう傾向があり、キャットフードの形が喉に引っ掛かって吐いてしまうことがあります。
キャットフードを食べやすい形状のものに切り替えるか、小さく砕いてから与えましょう。

(3)早食い食べ過ぎによる消化不良
猫がキャットフードを早食いすると、喉に詰まらせて吐き出してしまうことがあります。
また、食べ過ぎてしまうと消化不良を起こしてしまって吐きやすくなるため、一度に与えるキャットフードの量を減らして、与える回数を増やすなど調節をしましょう。
早食いを抑制するために、凸凹がついたフードボウルを使用することもおすすめします。

(4)フードの原材料が猫と合わない
キャットフードには、消化に悪い穀類や人工添加物が沢山含まれているものがあります。
こういったキャットフードを与えると消化不良を起こして吐いてしまうことがあります。
また、素材や添加物の組み合わせが飼っている猫の体質と合わなくて、下痢や嘔吐を引き起こすこともあります。
キャットフードが合わなくて吐いてしまった場合は、無添加で良質な原材料を使ったキャットフードに切り替えましょう。

(5)毛玉を吐き出している
猫が自分で体を舐めて毛づくろいをしている場合は、飲み込んだ毛が胃の中で毛玉になり、それを食べたキャットフードと一緒に吐き出すことがあります。
胃の中にたまった毛玉は、便と一緒に排泄するか、吐き出さないと胃炎や毛球症の原因になります。
猫が毛を飲み込まないように、こまめにブラッシングをしてあげましょう。食物繊維が入っている毛玉対策用のキャットフードに切り替えることで、毛玉を便と一緒に排出することができます。

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