LMS
画像
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

pHコントロール用キャットフード


1.pHコントロール用キャットフードとは

pHコントロール用キャットフードは、泌尿器疾患を抱える猫の尿のpH値を、正常な値にコントロールする効果に期待できます。
猫の尿は弱酸性ですが、体内で濃縮されるとアルカリ性になります。アルカリ性を維持してしまうと、細菌などが発生してしまう可能性があるため、泌尿器疾患の猫はpH値を正常な値に保つために、コントロールする必要があります。
尿をアルカリ性に傾いた状態のまま放置してしまうと、尿に含まれるマグネシウムやリンの結晶が固まり、ストラバイト結石の原因にも繋がります。
また、反対に尿が酸性に傾いたままの状態が長く続くと、カルシウムやシュウ酸などのミネラルが結合してしまい、シュウ酸カルシウム結石になる場合があります。
このような状態を防ぐために、泌尿器疾患を抱える猫にpHコントロール用キャットフードを与えて、pH値を6.5前後(弱酸性)で維持できるようにサポートしましょう。

pH値とは、酸性とアルカリ性を0~14の数値で示す単位で、pH値が14に近づくとアルカリ性度が高いです。反対に、pH値が0に近づくと酸性度が高く、7だと中性を示します。
pHコントロール用キャットフードは、アルカリ性に傾いている尿を酸性に近づける機能があるため、泌尿器官疾患の猫に与えて、正常なpH値を維持できるようにサポートしましょう。


2.pHコントロール用キャットフードを選ぶ際の注意点

pHコントロール用キャットフードには、年齢に合ったタイプや肥満を解消しながらpHコントロールするものなど様々な種類があります。pH値を中性に近づけて維持する効果があるものや、猫の体内にできた結石を溶かす溶解作用があるものがあり、猫の症状や状態に合うものを選ぶ必要があります。

アルカリ性に傾いている猫に、溶解作用が高いpHコントロール用キャットフードを長い期間与え続けてしまうと、反対に酸性尿に近づいて、シュウ酸カルシウム結石などのトラブルを起こす可能性があります。
pH値を弱酸性に近づけて維持をするためには、猫の症状や状態に合わせて、少しずつコントロール度合いの低いものに切り替えることが大切です。

pHコントロール用キャットフードは、pH値をコントロールしてストラバイトやシュウ酸カルシウムを予防するだけでなく、消化性の高いタンパク質やミネラルなどが含まれているため、健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。
pHコントロール用キャットフードは療法食なので、必ず獣医師の診断を受けて指示に従って適切な量を与えましょう。

コンテンツ

おすすめ

  • カナガンキャットフード
  • シンプリー
  • オリジン
  • 犬猫自然食本舗
  • ペット保険を検討するなら
  • PS保険

キャットフード詳細