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キャットフードで毛並みが悪くなったら


1.キャットフードで毛並みが悪くなる原因

キャットフードを切り替えたことで毛並みが悪くなった場合、健康な被毛や皮膚を作るために必要な栄養素が、キャットフードに十分に含まれていない可能性があります。
猫の健康的な毛並みを作るためには、栄養バランスに優れているキャットフードを与えることが大切です。

猫は人間と比べると体が小さいため、皮膚の割合が高いです。猫の体重の約15~20%を皮膚が占めています。
新しい皮膚に生まれ変わる周期は約21日です。猫の被毛は、冬と春が始まる時期に生え変わり始めます。この被毛が抜け始めてから完全に生え変わるまでの時期を、換毛期と呼びます。

猫がキャットフードから摂取したタンパク質のうち、約25~30%が被毛や皮膚のために使われます。そのため、肉や魚が少なくて消化に悪い穀類が多く含まれているキャットフードを与えていると、タンパク質が不足して猫の毛並みが悪くなることがあります。
猫は皮膚の割合が高いため、良質なタンパク質やビタミンをしっかりと摂取することができるキャットフードが望ましいです。


2.健康な毛並みを作るために必要な栄養素

猫の被毛や皮膚の角質は、ケラチンと呼ばれるタンパク質から作られています。健康な被毛や皮膚を作るためには多くのタンパク質が必要です。猫は、人の約5~6倍のタンパク質が必要だと言われています。
ケラチンを構成するアミノ酸には、シスチンやメチオニンなどがあります。毛の色に影響を与えるメラニン色素は、アミノ酸のチロシンから作られますが、その際にミネラルの銅が必要です。

オメガ3系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸も美しい毛並みを作るために必要な栄養素です。
DHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸は、抗炎症作用があり毛艶を良くします。オメガ6系脂肪酸は、被毛を整えたり皮膚の機能に必要な栄養素です。
猫の美しい毛並みを作るためには、オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸をバランス良く摂取できるキャットフードを与えることが望ましいです。

ビタミンAは皮膚のターンオーバーや皮脂の生成に役立ちます。
健康な皮膚と艶のある被毛のためには、ビオチンも必要な栄養素です。ビオチンは、脱毛や乾燥を抑える働きがあります。

キャットフードで猫の毛並みが悪くなったら、パッケージに表示されている原材料を確認して、タンパク質やビタミン等の栄養素が十分に含まれているか確認しましょう。
栄養バランスが偏っている場合は、上記のように健康的な毛並みを作るために必要な栄養素が含まれているキャットフードに切り替えましょう。

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