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アメリカ産キャットフード


1.AAFCOについて

アメリカにはAAFCO(米国飼料検査官協会)という組織があり、ペットフードの栄養基準や、ラベル表示などに関するガイドラインなどを設定しています。
AAFCOの栄養基準は、日本のペットフード公正取引協議会の規約でも採用されています。

AAFCOが設定している基準は、フードのラベル表示、成長期や妊娠出産期、成猫期で異なる必要な栄養量などです。また、猫の食事で何が必要なのかを数値にしています。
研究室での分析や、給与試験の実施なども行われています。

アメリカでは、このAAFCOの基準をもとに、さらに州と国の二重で審査をしています。州の政府による規制は、AAFCOが作成したモデル法令をもとに、適正なキャットフードの流通を州法によって管理しています。
連邦政府による規制は、キャットフードを含む飼料全般の安全確保を「連邦食品・医薬品・化粧品法」に基づいて行っています。


2.アメリカ産キャットフードの安全性

アメリカには、このように安全なキャットフードの基準を設定する組織がありますが、栄養基準やガイドラインの設定は行っているだけであって、ペットフードの業者が製造したフードに対して、強い権限を持って規制する組織ではありません。

2007年にアメリカで、中国から輸入した原材料を使ったペットフードを食べたことによって、約8500匹のペット(猫は約1950匹)が死亡する事件がおこりました。
原因は、中国から輸入した原料にシアヌル酸やメラニンなどの化学物質が含まれていたことです。
中国の業者は、タンパク質含有量が多く見えるようにごまかすために、原料にシアヌル酸やメラニンを入れて、その輸入原料が使われたペットフードを食べたことによって、多くのペットが腎不全などの病気にかかり死亡しました。
AAFCOの基準がありますが、規制を設けていても具体的に管理や監視がされていない場合は100%安全とは言いきれません。

現在アメリカでは、FDA(食品医薬局)がキャットフード等に有害な物質や異物が混入していないか確認したり、キャットフードの業者に立入検査をしたりと、安全性を高めるための管理や指導をしています。

現在のアメリカ産のキャットフードは、AAFCOの基準をクリアするだけでなく、このようなFDAの監視や指導といった管理体制があるため、以前と比べると安全性が高くなったと言えます。

愛猫により安全性の高いキャットフードを与えるためには、キャットフードを選ぶ際にパッケージに表示されている原産国や原材料を確認することが大切です。
AAFCOの基準をクリアしたキャットフードには、「AAFCOの給与基準をクリア」と表記されています。
「AAFCOの基準を満たす」や「AAFCOの基準を合格」といった表記は悪徳表記なので、こういった記載があるキャットフードは避けたほうがいいです。

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